このほど４Kデジタルリマスター版が出たということで、休日の早朝イオン名古屋茶屋まで見に行きました。全国の限られた映画館しかやっていませんでした。

イオンに向かうときは何回も見たことあるし、見たあとどうなのかとも思いましたが、見てみると全編一時も見逃さないように没入しました。ジュリー・アンドリュースの声はいいし、上品で演技が伸び伸びしていました。オープニングのアルプスの山々を背景に歌う「サウンドオブミュージック」は何回見ても素晴らしいです。

初めに出演者の名前が出ますが、チルドレンのなかにアンジェラ・カートライトの名前を見つけました。私と同じ年代ならTV番組「宇宙家族ロビンソン」に出演していたことはご存じですね。

ミュージカルとして最強と思うのは、ミュージカルは音楽次第だと思いますが、この映画に出てくるのは全部よく知っている曲ばかりです。ドレミの歌、私のお気に入り、エーデルワイスなどです。ドレミの歌の背景には目をこらしました。これがザルツブルグのミラベル庭園なのかと。

一生を神に捧げると誓ったのに人を愛していいのかと悩むマリアに修道院長が歌った「すべての山に登れ」(Climb Every Mountain)が大変よかった。 すべての山に登れ　山も谷も探して　すべての横道を追いかけ　知っているすべての道を行ってごらんなさい

随分前に関口宏が司会の「知ってるつもり？」という番組でサウンドオブミュージックは実話と知って大変驚いたことを覚えています。オーストリアからアルプスを越えてアメリカに渡り、トラップ・ファミリー合唱団として全米各地を廻り、大好評を博したということです。