毎月定期訪問する顧問先の話です。私が監査法人から独立する前から顧問しているので、30年以上のお付き合いになります。その社長は以前からアトピー性皮膚炎が治らず、ステロイドを使用してその副作用で顔がむくんでいました。夜寝ているときもボリボリかいていると奥さんに言われたそうです。3年ほど前に通っていた病院から、いい薬が出来たと聞き、2週間に1回の頻度で注射を打ちました。数か月でみるみるむくみが取れました。この薬はデピュクセントといい、すぐに弟に伝えました。姪が子供のときからアトピーがひどかったからです。

　先日その顧問先に訪問したところ、「今度は注射ではなく錠剤が出ました」と聞き、早速飲み始めたら、注射よりもより効くようでかゆみも全然なくなったそうです。この薬はリンヴォックといいます。今回もすぐ弟に電話したら、姪も最近はこの錠剤を飲んでいるということでした。

　アトピーは昔からステロイドがありましたが、副作用があり、完治するには難しい病気でした。以上のように、大きく症状の改善が図れるようになりました。新型コロナのワクチンの開発もありましたし、最近の医学の進歩を実感しました。