作成日:2021/12/01
STMについて考えました
先日銀行の窓口の前にある椅子で待っていたときに、私の前方に見慣れない機械が置いてありました。それはSTMといい、全国の地方公共団体の税金支払に対応する処理機です。従来は税金専用の窓口があったので、人を機械に置き換えたものと思います。スマホで調べるとH社という総合電機メーカーが開発したもので、全国の何万種類ある納付書に対応できるそうです。優れた技術力に感心するとともに、全国の役所がバラバラに作った納付書についてはとても疑問に感じました。やっていることが不効率ではないかと思いました。納付書を全国統一用紙にすれば、そんな複雑な機械は不要となるでしょう。日本は外国と比べて生産性が低いということですが、原因を探るとまったく単純なことかもしれません。