作成日:2020/04/01
不況に心すべきこと
その顧問先の社長は京セラの稲盛さんを信奉しており、盛和塾で勉強されていました。昨年残念ながら盛和塾は終了しました。稲盛さんが高齢になり、もう続けられないと思いきっぱり塾を終えたことは、やめるタイミングを失しなかったし、とても見習うべきことに思われました。その社長は今、稲盛さんの著作を読み直しているそうです。
社長室の壁に稲盛さんが唱えた標語がいくつか掲げてありました。その中で今参考にすべきと思ったのが、以下です。
●不況に心すべきこと
1. 全員参加による営業力の強化を図る。
2. 新製品開発に全力を尽くす。
3. 原価を徹底的に引き下げる。
4. 生産性を落とさない。
5. 社員との力強い結束力を保つ。
メーカーにしても苦境のときはまず営業が大事と言っていますね。そのあとに書いていることは普段も必要とされていることで珍しいものではないと思います。最後のところは、一番強調したかったことではないでしょうか。不況のときこそ会社が一丸となって立ち向かうことが必要になってきます。