作成日:2019/07/01
30周年を迎えて
今から30年前の平成元年7月に監査法人を退職して、大野公認会計士事務所を開業しました。
25才で会計士試験に合格し、監査法人に就職。監査に10年ほど携わりましたが、象に立ち向かうねずみのように、大企業に対して自分の存在感が見出し難く、むしろ中小企業の経営者と接し、その意思決定の過程に少しでも影響を与えられる税務の方が自分を活かせると思いました。
開業当時はバブルの盛り上がりにより、開業した人や新設会社など仕事に恵まれました。もし、2、3年後だったらバブルがはじけて景気が落ち込んだので、とてもいいタイミングだったと思います。
事務所開きの時、近くの那古野神社から来ていただき、御祓いをしていただきました。
先日那古野神社へ行き、30年前に来てもらった旨を伝えたら、その宮司さんは「たぶん私が行ったと思う」と言われました。また来てもらえないかと話したら、開業や設立の時に行くだけだということでした。7月の開業記念日に私とスタッフ全員で那古野神社へ行き、御祈祷をしてもらいます。
30年やってこられたのは皆さまの支えによるものと思います。今後も「初心忘るべからず」を肝に命じ、精進をしていく所存であります。
【開業当時の大野 36歳】