作成日:2019/05/01
下町ロケットの作者
倍返しの半沢直樹や下町ロケットを書いた作家の池井戸潤氏の記事が先日の日経に載っていました。新社会人に向けて、どういう心構えで仕事に取り組んだらいいのかを自己の経験から語っていました。
バブルの時期に銀行員になったそうです。仕事は面白かったが、組織の一員として働くことに疑問を感じて、10年後に退職した。辞めて分かったのは、組織から離れ、独立して生きていくことの大変さだ。看板も信用も、金もない。
自分の強みは何か。その時の答えは「書く技術」。そのご下町ロケットで直木賞を受賞した。何で売れないのか、どうすれば面白くなるのか。毎日必死で考え、試行錯誤を続ける日々は何年も続いた。その真剣なチャレンジの中で得たものは大きい。真剣な挑戦には何かが残る。
印象に残った言葉:仕事にのみ込まれるのではなく、「仕事をしている自分の状況」を俯瞰して見られたらいいね。問題が起きたとき、他人を見るように自分を見つめるスキルはきっと自分を成長させ、解決策に導いてくれるだろう。