将来こうしたいと計画や希望を言う人は多いが、実際そのとおり実現することは少ない。何か新しいことを始める場合に想定していなかった障害や制約が生じてなかなか前に進まないこともあるし、本人がやる気を失う場合もある。しかし、そういう中で数少ないが、やると言ったことをやる人がいる。
先日の日曜日に顧問先の会長がリーダーとなって新川と五条川の清掃が行われました。当日は晴天で、夏のように暑かったです。毎年参加していますが川掃除でこんなに暑いのは数年ぶりです。まず集合場所の桃山橋の近くに皆が集まって、清掃する場所の割り当てがあり、全部で13グループに分けられました。私は第1グループに配属されました。はじめに清須市長から挨拶があり、参加者への感謝が述べられました。次に会長から各グループ長の紹介、無理してゴミを全部拾おうと思わなくてもいいなどの説明がありました。今回も地元新川中学校の生徒が約140人参加し、担当の区域に分かれ、清掃が始まりました。ペットボトル、缶、可燃ゴミと3つの袋を各自持ち、分別してゴミを拾いました。川の法面に道路から捨てられたお菓子の包装紙や飲み物のペットボトルをいくつか拾いました。1時間半ほどで清掃作業は終わりました。
会長は、会社をリタイアした後は子供の頃遊んだ新川を元のきれいな川にしようというビジョンを現役中から聞いていました。川の清掃について10回やるつもりということなので、来年が最後と思いましたら、次の会長が決まり、もっと続くようで安心しました。会長自身もこの数年間川の清掃を続けてみえます。自分が生まれ育った地域を大事にしようという活動は貴重だと思いました。