作成日:2016/06/01
交換日記
我が家のリフォームもほぼ完了し、家内は最近、家をよく片付けるようになりました。「こんなの出てきたよ。」とカラフルな数冊のノートをテーブルの上に置きました。ほとんど記憶がないのですが、娘が小学2年生から3年生にかけての数ヶ月の父と娘の交換日記でした。家内に何で交換日記をやったのだろうと聞いたら、帰りが夜遅いし、会話する時間がないのでやってみたら、と言ったのがきっかけだと思うということでした。
今、ノートを読み返すと、子供らしい字や絵が書いてあり、「おとうさん、おかえり、さっちゃんきょうね、」と、はちきれんばかりの笑顔が飛び込んでくるような文面です。必ず絵が添えてあり、低学年の幼さと一所懸命さが伝わってきます。それに応える私の文と絵も我ながら面白い。
仕事帰りにプールに寄ってきたと書けば、翌日「おとうさん泳げるの?じょうず?何メートルぐらい?」と聞いてくる。それに応えて私は、泳いでいる自分の絵を添えて、といった具合です。
娘は大学2年になりますが、日記を通してコミュニケーションを取っていた時期があった事を思い出し、懐かしくなりました。そういう機会を作ってくれた家内に感謝したいと思います。