作成日:2019/10/01
メールによるコミュニケーションについて
仕事におけるコミュニケーションの重要性はいくら強調してもしすぎることはないほどである。企業では、よく報連相と言われる。それほど重要なコミュニケーションも各企業においてその実状は千差万別であろうと思われる。
近年においてメールがコミュニケーションの手法として多用されるようになっている。当事務所でも以前はメモに指示する内容を書いて、担当者の机に置いていた。こういったメモも今でも使っているが、現在はメールが主となっている。
コミュニケーションを行う上で留意しなければならないのは、メラビアンの法則である。人に何かを伝えようとした時、表情、仕草などの目の情報が55%、声の大きさ、抑揚、張りなどの耳からの情報が38%であり、情報の内容そのものは7%しかないという理論である。この考え方に基づくとメールはコミュニケーションには不充分である。メールのやり取りだけでは誤解を生じ、うまくいかないことも多い。
コミュニケーションは対面して話し合うことが最善であるが、時間の制約などがあり、メールで済ますこともたびたびある。その限界を踏まえて活用すべきであろう。